こんにちは。
金木犀の香りが楽しめる季節となりました。
今月の教室の様子をお伝えします。
<基礎>☆ 10/11(金)
「黒豆入り玄米ごはん」は、玄米と黒豆を圧力鍋で一緒に炊きました。
ごはんがほんのり色づいて、お赤飯のようです。
豆の甘みが濃くておいしいごはんです。
黒豆は咳にもよいです。
「れんこん餅入り味噌汁」は、すりおろしたれんこんに白玉粉を加えて団子にしています。地粉でもできますが、白玉粉の方がもちもちになります。
ブロッコリーも入っています。
だしは昆布だし、麦味噌:豆味噌=7:3です。
「りんごの塩煮」は、塩だけでりんごを煮たものです。
初めに塩水を作り、切ったりんごをさっとくぐらせたものを鍋に入れて、水なしで煮るのがポイントです。
すぐにりんごから水分が出てくるので、水を加えません。
その方が荷崩れがなく、味も濃くなります。
塩だけとは思えない甘さで、生徒さんも驚かれていました。
♥今月のお手当は、肺のお手当で、「れんこん餅入り味噌汁」です。
メニューの汁物と兼ねています。
鼻水とゼロゼロと水っぽい咳の改善に役立つお手当です。
れんこんは泥の中で育ち、白い果肉をつけ空気を通す穴を持つ野菜です。
浄化力が高く、気管に溜まった粘液や油をきれいにしてくれます。
また、ブロッコリーは酸素を出し、味噌は冷えた体を温めてくれます。
秋は呼吸器系の肺と、消化器系の大腸が活発に動きます。
体を温める食材を選び、煮物やシチューなど、長く火を使う調理法を用いるとよいです。
<応用>☆☆ 10/18(金)
「大豆入り玄米ごはん」は、玄米と大豆を圧力鍋で一緒に炊きました。
豆の甘みとうまみが引き出される、もちもちしたおいしいごはんです。
「たぬき汁」は、うの花を使った、具だくさんのお味噌汁です。
里芋、にんじん、ごぼう、こんにゃく、あげが入っています。
だしは昆布・椎茸で、麦味噌:豆味噌=7:3です。
おろし生姜を添えました。
うの花には種がないことから、「種ぬき汁」→「たぬき汁」という名前になっています。
日本語のおもしろさですね。
「ごま豆腐」は、練りごま、本くず粉、波動水だけで作る、長時間火を入れて練り上げるお料理です。人気メニューの一つです。
お寺の精進料理では生ごまから作りますが、家庭では手軽に練りごまを使うと作りやすいです。
だしでのばしたしょうゆと、わさびを添えています。
わさびはムソーの商品で、「大きなきりかぶ」でも販売しています。
植物色素でも着色していないので、黄緑色をしていませんが、安心して使えますね。
「さつまいもと車麩のバルサミコ煮」は、さつまいもと車麩を炒め煮し、バルサミコ酢としょうゆで調味したものです。
しょうがと唐辛子を香りづけに使い、仕上げに粒こしょうを挽いてかけています。
食卓のアクセントになる一品だと思います。
お弁当にもおすすめです。
「栗蒸しようかん」は、小豆を煮て、皮ごとすりつぶしてこしあん状にしたものに、地粉、本くず粉、刻んだ甘栗を加え、蒸し器で50分程蒸して作ります。
小豆の皮をさらして捨てないので、豆の味わいが生かされたおいしいこしあんになります。てんさい糖を控えめに加えています。
寒天をかけてつや出しにしました。
小豆と栗がしっかりと味わえる、おいしい和菓子です。
秋は過ごしやすくて、食欲が増しますね。
穀物や、豆、根菜、お味噌などをしっかり食べて、体を温めて冬に備えましょう。
ゆき
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「なちゅらるクッキング」では受講生を随時募集しています。
基礎・・・毎月第2金曜日 10:00~13:00 会費1,600円
応用・・・毎月第3金曜日 9:30~13:00 会費2,600円
場所:岐阜県可児市土田地区センター 2F 料理実習室
♥「マクロビオティック」とは、長く思いっきり生きる方法という意味です。
元気に楽しく、また穏やかに過ごせて、体重もコントロールできて、お肌もきれいになるおすすめの方法です。
「なちゅらるクッキング」では、玄米や雑穀、野菜、海藻を中心に、化学的な調味料・お肉・お魚・卵・乳製品・白砂糖を使わないで、ご家族も満足するおいしいお料理を作ります。
玄米ごはんがおいしく炊けるようになります。
【応用】ではマクロビオティックのスウィーツも学べます。