胃腸とストレスチェック

今回は腸のお話をします。腸は第2の脳とも呼ばれ、健康に関して重要な働きをしている場所です。

腸は免疫にも関係しますが、セロトニンという幸福ホルモンにも関係するので、心と身体両方に影響があります。

腸の調子は便の状態をみることで確認できることもあります。

★便の形状、量

硬すぎず、やわらかすぎないこと、細すぎないこと

15㎝くらいが、1〜2本

便器の中で浮く

★色

黄土色〜明るい茶色

★臭い

不快な臭いがない

このような便が毎日出ていることが、善玉菌が活躍しやすい腸であると言えます。

 

【健康豆知識ニュース】

腸の仕組み

★人間は腸から始まる

私たち人間が母親の胎内で人間の形になっていくとき、最初につくられる器官は腸です。そのことからもわかるように、栄養を吸収する腸がなければ、人間は生命活動を続けることができません。胃腸などの消化器官が食べ物を消化・吸収し排出する役割を担っていることはわかります。しかし、実は腸には免疫を司る重要な働きがあります。


免疫というのは、体に侵入してきた病原菌やウィルス・がん細胞などの異物を排除し、病気から体を守る働きのことです。免疫力アップこそが健康に過ごせるかのカギをにぎっています。口から腸管にいたる消化管は外界の異物に接しやすい場所であることから、免疫細胞の6-7割は腸に集中して存在しています。人間の体の免疫を支配する最大・最強の機能は腸にあるといえます。


★腸管免疫が健康を決定する


腸の免疫の働きは「腸管免疫系」といわれています。腸管免疫系の大きな特徴は腸に入ってきた食べ物などを体にとって有益なものか、害になるものか認識することです。口から入ってきた食べ物に病原性の細菌が含まれていれば、腸は免疫反応を起こして、それを排除しようとします。衛生状態の良くなった現代においては、外から侵入してきた細菌やウィルスなどの異物による病気以外にも、体内の異常によってつくり出される病気…がんが非常に多くなっています。 腸管免疫系を活発化させれば、がん細胞など体内でつくり出された異物も排除されやすくなります。まさに、健康は腸管免疫系の働きの良し悪しによって決定づけられるといっても過言ではありません。


★腸内細菌の種類


腸管免疫系の働きの鍵を握っているのが腸内細菌です。腸内細菌というのは、人間や動物の腸の内部に生息している細菌のことです。人間の腸には、およそ100兆個、500種類以上の細菌が生息し、その重さは1kgに達すると いわれます。健康な人の便は80%が水分で、残りの20%のうち、3分の1が食べ物のカス、3分の1が腸内細菌、3分の1がはがれた腸粘膜です。乾燥状態の便1gには約1兆個の腸内細菌が含まれています。


※腸内細菌は大きく3つに分けられます。


善玉菌…ヒトの体に有用な働きをする菌。ビフィズス菌・乳酸桿菌など


悪玉菌…腸内を腐らせたり有毒物質を作る菌。ウェルシュ菌・ブドウ球菌など


日和見菌…健康なときはおとなしくしていますが、体が弱ったときなどに腸内で悪い働きをする菌です。バクテロイデス・大腸菌など


これらの多様な細菌は腸の中でモザイク状に入り組み密集しています。この腸内細菌が寄り集まっている様子が花畑に例えられ「腸内フローラ」と呼ばれています。健康な人の腸内細菌の割合は善玉菌20%、悪玉菌10%、残りの70%が日和見菌のバランスになっています。


腸内フローラのバランスがくずれていると大腸がんになりやすく、善玉菌の占有率が少なくなると、腸内感染症にかかりやすくなり健康を保つためには、腸内フローラのバランスをよくすることが大切です。腸内フローラの割合は年齢とともに大きく変化します。老年期に近づくと、ウェルシュ菌などの悪玉菌が増えていきます。しかし、腸内細菌の割合は年齢だけに左右されるのではなく、毎日の食事や生活習慣など環境的要因にも大きく影響されることがわかっています。


例えば、食生活が動物性食品を主体とする欧米都市と植物性食を主体とする日本の農村の人々の腸内環境を調べてみると、欧米都市の人たちの腸内細菌はウェルシュ菌などの悪玉菌が多く、日本の農村の人々にはビフィズス菌などの善玉菌の多いことがわかています。


★善玉菌を増やす方法


・オリゴ糖を多く含む食品を食べる
善玉菌のビフィズス菌やラクトバチルス菌等はオリゴ糖を栄養にして増えていきます。 それ以外の菌はオリゴ糖を栄養にできません。そのため、善玉菌だけが増えて腸内細菌がベストの状態に近づきます。腸内細菌が最良の状態であれば、腸に入り込んだコレラ菌などが棲みつきづらく、発病が抑えられます。また、ラクトバチルス菌が増えていれば、アレルギーが予防されます。


・発酵食品を食べる
優良な善玉菌を多く含んでいる発酵食品で善玉菌を補給できる腸内フローラのバランスを整えるためには、 ぬか漬けやすぐき漬などの漬物、みそ、しょうゆ、納豆などの発酵食品が良い


・水溶性食物繊維をとる
腸内細菌が働きやすい環境づくりには根菜類、いも類、豆類に多く含まれる 水溶性食物繊維は大腸内で腸内細菌の栄養ともなる食物繊維が材料となって 生み出された発酵物質は、腸内を弱酸性に保ち、腸内の腐敗による悪玉菌の繁殖を 抑えます。


・動物性食品を控える
肉類や脂肪類などの動物性食品は消化に時間がかかるために、腸の中で腐敗しやすく 悪玉菌を増やす原因になります。その他、腸が活発に動くためには運動も大切です。毎日のウォーキングもオススメです。

  1. 7月6日、19日は胃腸とストレスチェックをします。(無料)お一人様15分

便秘や胃腸の調子が気になる方、お気軽にご相談ください。

 

☆yukarin☆

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