こんにちは。
もう年の瀬が近づいてきましたね。
今月の教室の様子をお伝えします。
<基礎> 12/8(金)
玄米にひじきを加え、圧力鍋で炊きました。
生徒さんに火加減、時間を見て炊いてもらいました。
お米がほんのりひじき色に染まっています。
一緒に炊くと、手軽に海藻類を摂ることができます。
こんにゃく、干し椎茸、ごぼう、大根、人参の入った、本くずでとろみをつけたお汁です。
だしは昆布と椎茸で、しょうゆ仕立てです。
のっぺい汁とは、日本各地に伝わる、具だくさんでとろみのついた、体の温まる冬の汁物です。
だしをとった後の昆布をしょうゆで煮て、佃煮にしました。
食事の時に少しづつ食べると、消化を助けてくれます。
おまけの一品です。
今月のお手当の蓮根と生姜の汁を絞った後のかすを利用したおやきです。
もちもちでおいしいかったです。
残った野菜の切れ端など何でも作れます。
💛今月のお手当は「蓮根湯」を行いました。
呼吸器のお手当です。
のどの痛み・空咳・気管支炎の時の陰性なお手当になります。
蓮根と生姜はすりおろして、汁だけ使います。
<作り方>
①鍋に材料を入れ、火にかける。
②鍋の縁が沸いてきたら火を止め、温かいうちに飲用する。
<蓮根の効用>
せき止め、下痢、止血、腫れもの、胃潰瘍、胃腸の調子を整える、血圧の調整、軽い熱さましなど。
蓮根の成分「タンニン」などのはたらきによる。
蓮根は穴が開いていて空気が通るので、呼吸器によいお手当になります。
「自然のとろみで温まる~」と好評でした。
<応用> 12/15(金)
🎍今月はおせち料理です。
「ぎせい豆腐」
卵で作るお料理をマクロビにアレンジしました。
コーンで卵色を出しています。
豆腐ベースの生地に人参、絹さや、昆布を入れ、オーブンで焼きました。
「市松昆布巻き」
人参、高野豆腐を市松模様に組み合わせ、昆布で巻き、かんぴょうで結んで、しょうゆで煮含めました。
「大根セルクルのお煮しめ」
かつらむきした大根でセルクルの器を作り、お煮しめを入れました。
大根、ごぼう、人参、蓮根、椎茸を玄米塩麹と本みりんで煮しめました。
「黒豆煮」
圧力鍋で黒豆をしょうゆと塩だけで煮ました。
うまみがギュッと詰まったお味です。
「蓮根とりんごの赤ワイン煮」
水分は赤ワインだけです。ほんのり赤色に染まります。
プルーンとりんごの甘味を塩で引き出した、やさしいデザートです。
焼いた玄米もち入りの白味噌仕立ての雑煮です。
里芋、大根、人参、椎茸、絹さや、ぎんなんが入っています。
名古屋圏の人が作らなさそうなお雑煮にしてみました。
各家庭のお雑煮について話しながらいただきました。
各自で自分の分を作るので、一人で6品作るのは大変でしたが、今年もきれいに作ることができました。
≪感染症対策について≫
岐阜県の学校での実習方法に準じて、内容や形式を次のように実施しています。
・発熱や風邪等の症状がある時は参加しないようにする。
・調理中はマスクをする。 (それ以外は任意です。)
・ハンドソープ、消毒液を各調理台に置いて手指の清潔を保つ。
・ドアや窓を2か所以上開けて常に換気する。
・材料分けは講師が行う。
・密集を避けるため、調理台1台を2人以下で使用する。
(このため、定員は10名までとなります。申し込みの先着順です。)
・自分の分1人分を各自が作る。
・試食の際は対面にならないようにする。
少しでも安心して実習できる方法を考えて、実施していきたいと思います。
ご理解とご協力をお願いします。
♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥♥
「なちゅらるクッキング」では受講生を随時募集しています。
【基礎】・・・毎月第2金曜日 10:00~13:00 会費1,700円
【応用】・・・毎月第3金曜日 9:30~13:00 会費2,700円
(8月と祝日はお休みです。)
場所:岐阜県可児市土田地区センター 2F 料理実習室
持ち物:エプロン、三角巾、マスク、布巾(食器用と台ふき用)、お手ふきタオル、お持ち帰り容器、初回のみ50円(名札30円・出席カード20円)
💗「マクロビオティック」とは、長く思いっきり生きる方法という意味です。
元気に楽しく、また穏やかに過ごせて、体重もコントロールできて、お肌もきれいになるおすすめの方法です。
玄米や雑穀、豆、野菜、海藻を中心に、化学的な調味料・お肉・お魚・卵・乳製品・白砂糖を使わないで、ご家族も満足するおいしいお料理を作ります。
玄米ごはんがおいしく炊けるようになります。
【基礎】ではお手当も学べます。
【応用】ではマクロビスウィーツも学べます。
お問い合わせは「大きなきりかぶ」まで