こんにちは。
紅葉の季節となりました。
今月の教室の様子をお伝えします。
<基礎> 11/11(金)
玄米を圧力鍋で炊き、ごま塩を添えました。
ごまを炒ってからすり、みそと合わせて加えました。
具はにんじん、油揚げ、ねぎです。
ごまがたっぷりで、香ばしいです。
だしは昆布と椎茸、みそは麦味噌です。
だしをとった後の昆布と椎茸をしょうゆで煮て、佃煮を作りました。
さつまいもを素揚げして、くるみ、レーズンを合わせ、本くず粉でとろみをつけたりんごジュースで丸めたお菓子です。
リマクッキングスクールの里真先生のレシピです。
以前リマクッキングスクール50周年記念パーティーに参加した時、デザートの一つに出されていたものです。
とてもおいしかったので、それから作るようになりました。
砂糖類を使わないのに、満足感のあるやさしいお味のお菓子です。
<基礎>では、なるべく忠実にリマのお料理を伝えられるようにしています。
「さざれ石」という名前が素敵ですね。
ちなみに、さざれ石は小石のことです。
「君が代」に歌われているのでご存知だと思いますが・・・。
さざれ石が長い年月をかけて集まり、巌(大きな岩)になって、さらにそこへ苔が生す(生える)というとても長い年月を表しています。
💛今月のお手当は「第一大根湯(だいいちだいこんとう)」を行いました。
高熱(38.5度以上)の解熱、発汗によいお手当です。
半量なら、急性膀胱炎、急性中耳炎、耳鳴り、腰痛、肩こり、アトピーのかゆみ、お肉やたばこの解毒などにもよいです。
<作り方>
①どんぶりに大根おろし、生姜おろし、しょうゆを入れ、熱い三年番茶※400㏄を注ぐ。
②熱いうちに全量飲用し、頭から布団をかぶり40分。
※三年番茶→手当てに使用の方法で煮出したもの。(2ℓに約20gの茶葉を入れ、40分煮出す。)
㊟陰性が強すぎるため、高熱以外の体質改善に用いる場合は半量にする。
味はお吸い物のようでおいしいです。
半量なら便秘にもおすすめです。
<応用> 11/18(金)
🎄今月はクリスマスメニューです。
小麦粉の「玄米」にあたる、全粒粉のスパゲティーを使用しています。
オリーブオイルと豆乳、地粉でホワイトソースを作りました。
具は玉ねぎと大豆のハムです。
ホワイトソースに柚子胡椒を加えてアクセントにしています。
以前イタリアンレストランで食べておいしかったので、マクロビオティックで再現しました。
気に入って、家でよく作っています。
「柚子胡椒はいろいろに使えるんですね!」
と生徒さんに好評でした。
塩やこしょう、唐辛子などの代わりに使うと風味が増します。
たっぷりの玉ねぎを使い、じっくりとキャラメル色に炒めました。
玉ねぎの甘みを充分に生かしたスープです。
椎茸のスライスも入っています。
だしは昆布と椎茸で、塩、しょうゆで味を調えます。
バジルの葉を添えています。
バジルは家で育てていますが、夏の終わりに刈り取ったのにまた最近新しい葉が出てきたものなのでフレッシュです。
本日のメインです。
ゆでたレンズ豆と玉ねぎ、にんじん、椎茸でハンバーグを作り、細切りにした長芋で上下をはさんでフライパンで蒸し焼きにしたものです。
粒マスタードソースを添えました。
粒マスタード、オリーブオイル、梅酢、バジルの葉を混ぜ合わせたソースです。
レンズ豆はコンタクトレンズのような薄いお豆で、10分位で煮えるのですぐに使えて便利です。
ガレットをひっくり返して焼くのに苦戦されていましたが、どなたもきれいに仕上がりました。
クリスマスらしい一品になりました。
ウィーンの伝統的なチョコレートケーキ「ザッハトルテ」をマクロビオティックにアレンジしたものをパフェにしました。
チョコレートスポンジ、チョコレートクリーム、あんずジャム(無糖)をグラスに重ねました。
チョコレートの代わりにブラックココアを使用、クリームは豆乳と米粉、てんさい糖で作りました。
生徒さんにも「とてもおいしい」と喜んでもらえてよかったです。
「ザッハトルテ」はマクロビオティックを知るずっと前からよく作っていたケーキです。
「ザッハさんのケーキ」という意味になります。
16歳のパティシエ見習いだったウィーンのザッハさんが考えたケーキだそうです。
大人気のケーキになり、今でも人気というのはすごいことですね。
1人分ずつ実習しているため、ホールケーキが作りにくく、パフェにしてみました。
ケーキのデコレーションが苦手な方にも作りやすいです。
≪感染症対策について≫
岐阜県教育委員会から出された学校での実習ガイドラインに沿って、内容や形式を次のように実施しています。
・発熱や風邪等の症状がある時は参加しないようにする。
・全員がマスクの着用と、手指の消毒をする。
・開始前と終了後に、ドアノブ、調理台、調理器具等の消毒をする。
・ドアや窓を2か所以上開けて常に換気する。
・材料分けは講師が行う。
・調理器具の兼用を避けるため、調理台1台を1人で使用する。
(このため、定員は4名までとなります。申し込みの先着順です。)
・自分の分1人分を各自が作る。
・試食が必要な場合は対面にならないようにする。
少しでも安心して実習できる方法を考えて、実施していきたいと思います。
ご理解とご協力をお願いします。
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「なちゅらるクッキング」では受講生を随時募集しています。
【基礎】・・・毎月第2金曜日 10:00~13:00 会費1,600円
【応用】・・・毎月第3金曜日 9:30~13:00 会費2,600円
(8月と祝日はお休みです。)
場所:岐阜県可児市土田地区センター 2F 料理実習室
💗「マクロビオティック」とは、長く思いっきり生きる方法という意味です。
元気に楽しく、また穏やかに過ごせて、体重もコントロールできて、お肌もきれいになるおすすめの方法です。
玄米や雑穀、野菜、海藻を中心に、化学的な調味料・お肉・お魚・卵・乳製品・白砂糖を使わないで、ご家族も満足するおいしいお料理を作ります。
玄米ごはんがおいしく炊けるようになります。
【基礎】ではお手当も学べます。
【応用】ではマクロビスウィーツも学べます。