こんにちは。
日に日に春めいてきました。
今月の教室の様子をお伝えします。
<基礎> ☆ 3/11(金)
玄米に黒豆を加えて、圧力鍋で炊きました。
豆のうま味、甘味が引き出されています。
ごま塩を添えました。
すりおろした蓮根、にんじんと、炒めた玉ねぎを合わせて団子状にし、菜種油で揚げました。
もっちりとした食感です。
しょうがを加え、本葛粉でとろみをつけたたれをかけ、白いりごまを振りました。
リマの初級の課題料理の1つです。
地粉、水、塩のシンプルな生地なので、小麦や菜種油のうま味が引き立ちます。
揚げ油の扱い方がポイントとなるお料理です。
最近は温度センサーのついたコンロが多いので便利ですが、自分で火加減や揚げ具合を調節できると楽しいと思います。
焼き塩を振りました。
❤今月のお手当は「蓮根湯」を行いました。
咳が出る時のお手当です。
蓮根をすりおろし、湯とほんの少々の塩を加えて煮たものです。
とろみがあって、やさしい味です。
先月は「コーレン」という節蓮根の粉を使った、ゴホゴホと湿った咳のお手当でしたが、「蓮根湯」はコンコンという空咳のお手当です。
蓮根をお料理に使うだけでも呼吸器によいので、咳が出る時におすすめの食材です。
<応用> ☆☆ 3/18(金)
紫米入り玄米ごはんに梅酢、白いりごまを加えて酢飯を作りました。
みじん切りにして煮た椎茸をサンドし、高野豆腐と紫芋のそぼろ、かぼちゃの薄焼き卵、梅酢蓮根、絹さや、花型にんじんを飾りました。
にんじんを薄くむいてバラの花も作りました。
にんじんのバラ作りや、お寿司のデコレーションは各自におまかせしたので、それぞれ個性が出てどれもきれいでした。
感染症対策で1人分ずつ作っていますが、お家では、大きなケーキ型で作ってテーブルで切り分けるとパーティーらしく華やかです。
昆布と椎茸のだし汁に、酒、塩を加えて調味しました。
豆腐を焼いたもの、蒸し煮にんじん、大根のうす切りの順に盛っています。
大根の下にうっすらと見えるにんじんは、世の真理が見定められず惑う状態=無明を表しています。
無明の闇に光を差して下さるのが仏さま、という仏教の考え方を表現した汁物です。
すっきりとした味わいで、お寿司によく合いました。
豆乳ににがり、しょうゆを加えて蒸した茶碗蒸しです。
中にしょうゆとだしで煮た生麩、椎茸と、枝豆が入っています。
卵を使わなくてもなめらかな茶碗蒸しが楽しめました。
旬のいちごを使った和菓子です。
小豆のつぶあんといちごを、米粉と白玉粉で作ったもち生地で包みました。
もち生地を蒸した後、よくつくとやわらかくなめらかに仕上がります。
いちごが透けて見えるように包むと、淡いピンク色になってきれいです。
あんの甘みにはてんさい糖を少量使いました。
今月は春のお祝い事に、お家で作りやすいメニューを考えました。
参考にしていただけるとうれしいです。
≪感染症対策について≫
岐阜県教育委員会から出された学校での実習ガイドラインに沿って、内容や形式を次のように実施しています。
・発熱や風邪等の症状がある時は参加しないようにする。
・全員がマスクの着用と、手指の消毒をする。
・開始前と終了後に、ドアノブ、調理台、調理器具等の消毒をする。
・ドアや窓を2か所以上開けて常に換気する。
・材料分けは講師が行う。
・調理器具の兼用を避けるため、調理台1台を1人で使用する。
(このため、定員は4名までとなります。申し込みの先着順です。)
・自分の分1人分を各自が作る。
・試食が必要な場合は対面にならないようにする。
少しでも安心して実習できる方法を考えて、実施していきたいと思います。
ご理解とご協力をお願いします。
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「なちゅらるクッキング」では受講生を随時募集しています。
【基礎】・・・毎月第2金曜日 10:00~13:00 会費1,600円
【応用】・・・毎月第3金曜日 9:30~13:00 会費2,600円
(8月と祝日はお休みです。)
場所:岐阜県可児市土田地区センター 2F 料理実習室
💗「マクロビオティック」とは、長く思いっきり生きる方法という意味です。
元気に楽しく、また穏やかに過ごせて、体重もコントロールできて、お肌もきれいになるおすすめの方法です。
玄米や雑穀、野菜、海藻を中心に、化学的な調味料・お肉・お魚・卵・乳製品・白砂糖を使わないで、ご家族も満足するおいしいお料理を作ります。
玄米ごはんがおいしく炊けるようになります。
【基礎】ではお手当も学べます。
【応用】ではマクロビスウィーツも学べます。