こんにちは。
冬らしい季節となりました。
今月の教室の様子をお伝えします。
<基礎>☆ 12/10(金)
「玄米ごはん」は、圧力鍋で炊きました。圧力をかけることで、もっちりとした食感になります。
ごま塩を添えて栄養バランスをとります。
「こんにゃくと根菜の味噌汁」は、昆布と椎茸の合わせだしで、麦味噌と豆味噌です。
こんにゃく、大根、にんじん、椎茸を少量の菜種油で炒めてから煮ています。
味噌汁の作り方としては、『煮る』→『水で炒めてから煮る』→『油で炒めてから煮る』の順に『陰性』→『陽性』になります。
今は冬なので、より体が温まるように油を使って炒めてから煮ました。
同じ材料の味噌汁でも、季節に合わせて作り方を変えると、よりおいしくいただけます。
「小豆かぼちゃ」はリマの課題料理にもなっている基本のお料理です。
お手当と兼ねています。
小豆はゆでこぼさず、ふたをしないのがおいしく煮るコツです。
小豆がやわらかくなったら、かぼちゃを加えて煮て、塩で調えます。
汁気をたっぷり残して仕上げます。
❤今月のお手当は「小豆かぼちゃ」を行いました。
腎臓強化、糖尿病、腎臓からくるむくみのお手当です。
腎臓のお手当なので、小豆の薬効を生かすためゆでこぼさず、水分も残しておきます。
小豆は腎臓の形に似ていますよね。
なので、腎臓のはたらきを良くする力があります。
かぼちゃはゆるやかに血糖値を上げるので、糖尿病の方によいです。
従って、「小豆かぼちゃ」の効用は以下のようになります。
①水毒を出して腎臓の働きを強化する。
②糖尿病の特効薬として有名。
症状のある方は、毎日小皿に1杯ずつ食べるとよいです。
おいしいので、症状がなくても、冬至のかぼちゃの食べ方としていかがでしょうか?
<応用>☆☆12/17(金)
🎍今月はおせち料理です。
「食養雑煮」は、玄米もちとたっぷり野菜の、白味噌仕立てのお雑煮です。
里芋、大根、椎茸を水炒めしてから蒸し煮し、麦味噌と白味噌をすり合わせただしを加えました。
梅型にんじん、三つ葉、柚子皮を飾りました。
梅型にんじんは、思い切って深く切り込みを入れるときれいです。
皆さん上手に仕上げることができました。
椎茸はいつも”しいたけブラザーズ”さんのものを使っていますが、肉厚でおいしいです。
「黒豆煮」は、黒豆に水としょうゆ、塩を加えて圧力鍋で煮ました。
砂糖を使わないのに豆の甘みがします。
私はこの煮方が好きです。
黒豆の煮汁も飲み物として添えました。
おいしいし、のどや婦人科系によいので、おすすめです。(砂糖が入らなければ)
「菊水巻き」は、かつらむきした大根でみかんを巻いて、扇や日の出に見立てたものです。
小松菜の緑がアクセントになっています。
かつらむきに苦戦されていましたが、仕上がりはどなたもきれいでした。
塩でしんなりさせると巻きやすくなります。少し厚くても、途中で切れても大丈夫です。
「ごぼうの田作り」は、ささがきにして素揚げしたごぼうを小魚に見立てたものです。
くるみと合わせて、しょうゆ、本みりん、本くず粉で煮からめました。
お雑煮に使った里芋の皮も、ごぼうと一緒に素揚げして塩を振り、おまけでいただきました。
「三色なます」は、大根、にんじん、菊の花を柚子果汁と梅酢で和えたものです。
柚子の皮の器に入れました。
「市松昆布巻き」は、高野豆腐、にんじんを市松に巻きました。
だしとしょうゆで煮含めています。
今回用意したにんじんは、おせちに合うように赤色のものを選びました。
各務原市の色の濃いにんじんです。
1人分ずつ6品を各自で作るのは大変だったと思いますが、美しいおいしいおせちができました。
今年も一年ありがとうございました。
よいお年をお迎えください。
ゆき
≪感染症対策について≫
岐阜県教育委員会から出された学校での実習ガイドラインに沿って、内容や形式を次のように実施しています。
・発熱や風邪等の症状がある時は参加しないようにする。
・全員がマスクの着用と、手指の消毒をする。
・開始前と終了後に、ドアノブ、調理台、調理器具等の消毒をする。
・ドアや窓を2か所以上開けて常に換気する。
・材料分けは講師が行う。
・調理器具の兼用を避けるため、調理台1台を1人で使用する。
(このため、定員は4名までとなります。申し込みの先着順です。)
・自分の分1人分を各自が作る。
・試食が必要な場合は対面にならないようにする。
少しでも安心して実習できる方法を考えて、実施していきたいと思います。
ご理解とご協力をお願いします。
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「なちゅらるクッキング」では受講生を随時募集しています。
【基礎】・・・毎月第2金曜日 10:00~13:00 会費1,600円
【応用】・・・毎月第3金曜日 9:30~13:00 会費2,600円
(8月と祝日はお休みです。)
場所:岐阜県可児市土田地区センター 2F 料理実習室
💗「マクロビオティック」とは、長く思いっきり生きる方法という意味です。
元気に楽しく、また穏やかに過ごせて、体重もコントロールできて、お肌もきれいになるおすすめの方法です。
玄米や雑穀、野菜、海藻を中心に、化学的な調味料・お肉・お魚・卵・乳製品・白砂糖を使わないで、ご家族も満足するおいしいお料理を作ります。
玄米ごはんがおいしく炊けるようになります。
【基礎】ではお手当も学べます。
【応用】ではマクロビスウィーツも学べます。