こんにちは。
朝夕、冷えるようになりましたね。
今月の教室の様子をお伝えします。
<基礎>☆ 10/12(金)
玄米かやくごはん / 清まし汁
「玄米かやくごはん」は、炊いた玄米ごはんに、しょうゆ味で煮たかやくを混ぜました。ごぼう、にんじん、こんにゃく、油揚げ、いんげんです。
コクとうまみのある混ぜごはんになりました。
「清まし汁」は、だしは昆布と椎茸で塩としょうゆで味を調えました。
そうめん、椎茸に、いんげんと柚子皮をあしらい、風味の良いお汁ができました。
💛今月のお手当は「生姜湯」を行ないました。
冷え、むくみ、疲れ、血行不良、水虫、風邪のひきはじめにおすすめの外用のお手当です。
ひねしょうがを使います。
すりおろして木綿の袋に入れ、沸騰させないように鍋の中で箸でもみ出します。
バケツに入れ、45℃くらいに冷まし、足湯をします。
うっすらと汗をかくくらい、15~20分ほど続け、冷めたらさし湯します。
体がとても温まります。
<応用>☆☆ 10/19(金)
さつまいも入り玄米ごはん / 豆もやしの豆乳汁 / 車麩のあんかけ / ごま豆腐 / いが栗揚げ
「さつまいも入り玄米ごはん」は、玄米とさつまいもを一緒に炊きました。
おいもがホクホクでおいしいごはんです。
「豆もやしの豆乳汁」は、昆布・椎茸だしに豆乳を加え、塩としょうゆで調味します。
豆もやし、小松菜、小玉麩に、柚子皮を添えました。
まろやかな、うまみの濃いお汁です。
「車麩のあんかけ」は、だしとしょうゆで下煮した車麩に、長いも、エリンギ、椎茸、にんじんに本くず粉でとろみをつけたあんをかけ、いんげんをあしらいました。
味のしみこんだ車麩に、具だくさんのとろりとしたあんがよく合います。
「ごま豆腐」は、本くず粉と練りごま、波動水を混ぜ合わせて火にかけ、じっくりと練り上げたものです。
ごまの風味豊かでもっちりとした、私の大好きなお料理です。
火にかけて長く練れば練るほど、腸のお薬にもなります。
あしらったわさびは、緑色をしていないので「あれ?」と思う方もあると思いますが、自然のままの色です。
「いが栗揚げ」は、さつまいもとりんごだけの甘みのお菓子です。
少量の塩で甘みを引き出します。
そうめんをまぶして揚げ、いが栗に見立てました。
見た目に加え、揚げたてのパリパリとした食感も楽しいです。
今月は、秋らしいメニューを考えました。
「豆もやしの豆乳汁」と「車麩のあんかけ」は、リマの故松本光司校長先生のレシピです。
なるべく忠実にマクロビオティックを伝えて行けるようにメニューに取り入れました。
シンプルなのに、素材の持ち味を生かした調理法で、うまみが最大限に引き出されていると感じます。
秋の食卓の参考になさって下さいね。
ゆき