マクロビオティック料理教室         「なちゅらるクッキング」9月

こんにちは。

秋らしいさわやかな季節となりました。

今月の教室の様子をお伝えします。

<基礎> 9/8(金)

玄米ごはん / クリームシチュー / 昆布の佃煮

 

「玄米ごはん」は圧力鍋で炊きました。初めての方にも「おいしい❤」と言っていただけたのでうれしいです。

私はドイツ製シラルガンの圧力鍋を10年以上愛用しています。

ふっくらもっちりと玄米ごはんが炊けるので、玄米がおいしくないと思っている方にもおすすめしたいです。

かまど炊きのようなおいしさの秘密は、強磁性銅の優れた熱効率と、特殊ガラスセラミックによる遠赤外線効果の力です。

「クリームシチュー」は基本のシチューです。

地粉を菜種油で炒めて昆布だしでのばし、ベシャメルソースを作りました。

豆乳も使っていないのに、クリーミーでコクのあるクリームシチューができました。生徒さんはとても上手に作れて、「早速家で作りたい❣」と気に入ってもらえました。

野菜はにんじん、玉ねぎ、キャベツをたっぷり使用しました。

だしをとった後の昆布は佃煮にしました。

💛お手当は「小豆かぼちゃ」を行ないました。

糖尿病、むくみなどのおすすめのお手当です。症状のある方は、朝晩、小皿に一杯ずつ食べるとよいです。

もちろん、どなたが食べてもおいしいお料理です。

小豆をたっぷりの水でやわらかく煮て、かぼちゃを加えて煮たものです。塩少々をします。

腎臓に効かせるため、汁気をたくさん残すように仕上げることがポイントです。

残ったかぼちゃのわたを使ったお焼きと、かぼちゃの種の炒ったものをみんなで分けていただきました。こちらもおいしくて、人気でした。

 

<応用> 9/15(金)

黒ごま入り玄米ごはん / たぬき汁 / もちきびコーンクリームコロッケ / さつまいものみそマヨ和え / 塩麹のスコーン

 

「黒ごま入り玄米ごはん 」は、黒ごまを玄米に加えて炊いたものです。ごまが香ばしく、色も染まってきれいです。

「たぬき汁」は、うの花を使ったお味噌汁です。うの花には種がないので、“種抜き”=“たぬき”というわけです。

こんにゃく、ごぼう、にんじん、油揚げ入りで、おろし生姜を添えました。だしは昆布と椎茸、味噌は麦味噌と豆味噌を合わせました。コクがあって、体が温まる汁物です。

「もちきびコーンクリームコロッケ 」は、炊いたもちきび、クリームコーン、粒コーン、うの花を合わせて生地にし、天然酵母パン粉をつけて菜種油で揚げました。

もちきびとコーンできれいな黄色で、みんな大好きな味だと思います。

添えたサラダ菜は、「エルーゴ」という品種で、私が育てたものです。秋になって少し葉っぱが硬くなりましたが、少し辛味があって味の濃いサラダ菜です。丸くてきれいな形をしているので、お弁当の仕切りにもおすすめです。「大きなきりかぶ」にて種を販売しています。

F1種でないので、種がとれたらまた来年蒔けるかなと楽しみにしています。

私は種や畑には詳しくないので、「オーガニック な 畑(自然栽培)」のカテゴリー担当のけんさんに聞いてみるといいですね。

「さつまいものみそマヨ和え」は、最近さつまいもを見ていて思い付いたお料理です。蒸したさつまいもと、白ネギを豆腐マヨネーズと麦味噌、粒マスタードで和えました。味噌を使うのでねぎがよく合います。生徒さんにも好評でした。

「塩麹のスコーン」は、玄米塩麹、うの花を使ったスコーンです。生地には甘みを全く加えていないのですが、とてもおいしいです。地粉や菜種油の香ばしさが塩味と合わさって、甘味に変わっているのでしょうね。

豆乳カスタードクリームと、無糖のブルーベリージャムを添えました。

飲み物は水出しの三年番茶です。

おまけの1品です。コロッケの衣の残りとパン粉を混ぜたものを揚げました。これが一番おいしいという方もいるくらいなぜか人気です。お子さんのおやつにも喜ばれますよ。

 

今月の応用は、生徒さんの「うの花のお料理が作りたい」というリクエストに応えて、3品にうの花を使いました。

まだ夏の名残で暑く、夏と同じようなものを食べてしまいがちですが、この時期に身体を冷やしてしまうと風邪もひきやすくなりますので、秋の食べ物や身体を温めるものを食べるようにして、冬に備えて下さいね。

今回使った玄米や雑穀などの穀物、さつまいも、お味噌などがおすすめです。

 

ゆき

 

 

 

 

 

 

 

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