こんにちは。
冬らしい季節となりました。
今月の教室の様子をお伝えします。
<基礎> 12/9(金)
玄米ごはんに梅酢を混ぜて酢飯を作りました。
麦味噌、ねぎを芯に細巻きにしました。
味噌ののり巻きは、手軽に作れておいしいです。
木綿豆腐、大根、にんじん、里芋の煮ものです。
けんちん汁を煮ものにしたような味わいです。
野菜からおいしいだしが出るので、だしいらずで水、塩、しょうゆだけで煮ました。
ねぎを使ったときのおまけの一品です。
カリッと香ばしくておいしいので、根っこはぜひ捨てずに唐揚げにしてみて下さい。
または、生の根っこをみじん切りにして「小豆かぼちゃ」に加えて煮ると、糖尿病の方によいです。
💛今月のお手当は「第二大根湯(だいにだいこんとう)」を行いました。
陽性の腎臓病からくるむくみ・利尿のお手当です。
大根のたんぱく質・でんぷん分解酵素で血液のねばりを取り、水分やビタミンCが排尿を促してくれます。
<作り方>
①鍋に材料を入れ、火にかける。
②鍋の周りが沸いてきたら火を止める。
③熱いうちに飲用する。
*大根おろしは汁だけを使う。
㊟すごく体を冷やすので、長く続けて飲むものではない。(第一大根湯より陰性が強い。)
半量を試飲しました。
大根の甘い味でおいしいです。
<応用> 12/16(金)
🎍今月はおせちです。
やわらかく下煮した大根、焼いた玄米もちを重ね、白味噌仕立ての汁を張り、辛子とみつばをあしらいました。
だしは昆布、味噌は麦味噌、米味噌を使用しています。
辛子を溶かしていただくとおいしいです。
以前お茶席の懐石料理で出された汁物を雑煮にアレンジしてみました。
「黒豆煮」は、圧力鍋で黒豆を水、しょうゆ、塩だけで煮たものです。
豆の甘みが引き出されています。
「炒めなます」は、大根、れんこん、にんじんを炒めて、しょうゆ、梅酢、りんごジュース、レモン汁で和えたものです。
「松風焼き」は、大豆たんぱくのひき肉タイプを使用し、高野豆腐、ねぎ、味噌を加えた生地をのばしてオーブンで焼きました。
白ごまと青のりを振って、扇型に仕上げました。
「お肉みたい!」と好評でした。
名前の由来は諸説ありますが、「松(待つ)風ばかりで浦(裏)寂し」という和歌からです。
光源氏のモデルと言われる在原行平が須磨の浦に流された時に恋仲になった松風という女性の歌と言われます。
表はごまや青のりで飾られていますが、裏は飾りがない(松さみしい)という様子から、「裏がない=正直さ」を表します。
「ごぼうの昆布巻き」はやわらかく煮たごぼうを昆布で巻き、しょうゆ味で煮含めました。
「りんごきんとん」は、蒸したさつまいもと蒸し煮したりんごを裏ごし、茶巾絞りにしたものです。
塩少々で甘みを引き出し、砂糖類は加えていません。
「甘くておいしい。」と好評でした。
梅型にんじんと、ぎんなん、黒豆を添えました。
赤い金時にんじんを使いました。
「全部自分で作ったとは思えない。きれいでおいしい。」
と生徒さんに喜ばれ、よかったです。
≪感染症対策について≫
岐阜県教育委員会から出された学校での実習ガイドラインに沿って、内容や形式を次のように実施しています。
・発熱や風邪等の症状がある時は参加しないようにする。
・全員がマスクの着用と、手指の消毒をする。
・開始前と終了後に、ドアノブ、調理台、調理器具等の消毒をする。
・ドアや窓を2か所以上開けて常に換気する。
・材料分けは講師が行う。
・調理器具の兼用を避けるため、調理台1台を1人で使用する。
(このため、定員は4名までとなります。申し込みの先着順です。)
・自分の分1人分を各自が作る。
・試食の際は対面にならないようにする。
少しでも安心して実習できる方法を考えて、実施していきたいと思います。
ご理解とご協力をお願いします。
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「なちゅらるクッキング」では受講生を随時募集しています。
【基礎】・・・毎月第2金曜日 10:00~13:00 会費1,600円
【応用】・・・毎月第3金曜日 9:30~13:00 会費2,600円
(8月と祝日はお休みです。)
場所:岐阜県可児市土田地区センター 2F 料理実習室
💗「マクロビオティック」とは、長く思いっきり生きる方法という意味です。
元気に楽しく、また穏やかに過ごせて、体重もコントロールできて、お肌もきれいになるおすすめの方法です。
玄米や雑穀、野菜、海藻を中心に、化学的な調味料・お肉・お魚・卵・乳製品・白砂糖を使わないで、ご家族も満足するおいしいお料理を作ります。
玄米ごはんがおいしく炊けるようになります。
【基礎】ではお手当も学べます。
【応用】ではマクロビスウィーツも学べます。