こんにちは。
春が待ち遠しい頃ですね。
今月の教室での様子をお知らせします。
<基礎> 2/10(金)
玄米五平餅 / 大根の吉野煮
「玄米五平餅」は、玄米ご飯を半つぶしにし、成形して焼き、ごまみそだれを塗って焼きました。
とても香ばしく、「玄米を食べてくれない子も喜んで食べてくれそう💛」と好評でした。
「大根の吉野煮」は大根と厚揚げを昆布と一緒に煮て、しょうゆで味を調え、くず粉でとろみをつけました。
本くず粉は体を温めてくれます。
素材のうま味がよく引き出され、「しょうゆだけなのにおいしい!」と初めて参加された方も喜んで下さいました。
◆今月のお手当は、「大根おろし湿布」を行ないました。
強心剤として利用します。脈がドンドンするところにも。
患部にごま油を塗り、さらしかガーゼに大根おろしを包んだものを当てます。
毒素や熱を吸って温かくなったら取り替えます。
大根は食養でも、外用でもお手当に使える優れた食材ですね。
<応用> 2/17(金)
紫玄米ご飯 / 春雨の中華スープ / ひえしゅうまい / 切り干し大根のキムチ
/ ごま団子のデザート生姜スープ
「紫玄米ごはん」は、玄米に黒米を加えて炊きました。紫色がきれいで、しかも抗酸化作用のあるアントシアニンが豊富です。
「春雨の中華スープ」は、下味をつけて戻した車麩を揚げたものが入っていてボリュームがあります。
ザーサイ、春雨、干し椎茸、白髪ねぎも入っています。
「ひえしゅうまい」は炊いたひえ(雑穀)に炒めた玉ねぎ、にんじん、青ねぎを加えて生地を作りました。
キャベツを敷いて蒸し、一緒に盛り付けていただきます。
「切り干し大根のキムチ」は、玄米甘酒、とろろ昆布を使い、すぐ食べても熟成した味になるように工夫しました。
にんにく、しょうが、ねぎ、唐辛子などと和えるだけです。
「ごま団子のデザート生姜スープ」は黒ごまあんを包んだもち団子を、しょうがたっぷりを煮出して米あめで甘みを加えたスープに浮かべました。
しょうがのピリリと効いたスープを飲むと体がポカポカしてきます。
今日のメニューは中華料理のつもりで考えましたが、韓国、エスニックの要素も入りました。
生徒さんに喜んでもらえて、とてもうれしいです。
シンプルな作り方にしているので、ぜひおうちでも作ってもらえたらと思います。
ゆき