こんにちは。
春の陽気になりました。
今月の教室の様子をお伝えします。
<基礎> ☆ 4/9(金)
「玄米おいなりさん」は、圧力鍋で炊いた玄米ごはんに梅酢と白いりごまを混ぜて酢飯を作りました。
油揚げを昆布だしとしょうゆで煮付けたものに酢飯を詰めました。
消化を助けるために、薄切りにした大根を梅酢に漬けたものを添えています。
梅酢は梅干しを漬ける時に出てくる水分のことです。
私はしそを使わず塩だけで漬けるので、白梅酢になります。しそを使うと赤梅酢になります。
お酢のようにお料理に使えるので、取っておくと便利です。
マクロビオティックではお肉を使わないので、お酢では陰性が強すぎることがあるため、陽性寄りの梅酢がちょうどいいです。塩が入っているのでそのままオリーブオイルを混ぜるとおいしいドレッシングにもなります。おすすめの食材です。
「きんぴらごぼう」は、今月のお手当も兼ねています。
力持ちの金太郎の息子“金平太夫”の名前が由来だそうです。
あらゆる体質の方の滋養強壮に、毎日少量ずつ食べるとよい食養料理です。
ごぼうとにんじんは針のように細く、蓮根は紙のように薄く切り、しょうゆは濃い目に煮付けるのがポイントです。
「なちゅらるクッキング」の課題料理にもなっています。
<応用>☆☆ 4/17(金)
「黒ごま入り玄米ごはん」は、玄米に黒ごまを加えて、圧力鍋で炊きました。
ごはんが黒ごま色に染まってきれいです。
「大根の竜田揚げ」は、ゆでた大根に下味をつけ、片栗粉をまぶして菜種油で揚げました。
にんにくとしょうがの香りが食欲をそそります。
「野菜なので、罪悪感なくたくさん食べられそう!」と好評でした。
“竜田揚げ”の名前の由来は、小倉百人一首の歌にあります。
―― 千早振る 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは
漫画でも有名な歌ですよね。
秋の川を流れる紅葉が、カラッと揚がった揚げ物に似ているためです。
まさか家庭料理の名前になるとは、在原業平もびっくりですね。
「野菜の板麩ベーコン巻き」は、板麩を下味をつけながら戻して開いたものをベーコンに見立て、アスパラガスと人参を巻いて焼きました。
カリッと焼き揚げると、ベーコンのような食感になります。
切り口がきれいなので、お弁当にもおすすめです。
「キャベツのマリネ」は、キャベツとセロリを塩でもんでしばらく置き、りんご酢とオリーブオイル、こしょうで和えたものです。
刻んだローストアーモンドを散らしました。
「米粉の紅茶クッキー」は、小麦粉を使わずに米粉で作ったサクサクのクッキーです。
アーモンドプードル、てんさい糖、豆乳、菜種油、自然塩を合わせた生地です。
アールグレイ茶葉を入れたので、香りも良いです。
今月からお持ち帰りということになったので、作りやすく、持ち帰りやすいメニューを考えました。
ゆき
≪感染症対策について≫
岐阜県教育委員会から出された学校での実習ガイドラインに沿って、内容や形式を次のように実施しています。
・発熱や風邪等の症状がある時は参加しないようにする。
・全員がマスクの着用と、手指の消毒をする。
・開始前と終了後に、ドアノブ、調理台、調理器具等の消毒をする。
・ドアと窓を2か所以上開けて常に換気する。
・材料分けは講師が行う。
・調理器具の兼用を避けるため、調理台1台を1人で使用する。
(このため、定員は4名までとなります。申し込みの先着順です。)
・自分の分1人分を各自が作る。
・基本的に料理は持ち帰るようにし、試食が必要な場合はは対面にならないようにする。
少しでも安心して実習できる方法を考えて、実施していきたいと思います。
ご理解とご協力をお願いします。
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「なちゅらるクッキング」では受講生を随時募集しています。
【基礎】・・・毎月第2金曜日 10:00~13:00 会費1,600円
【応用】・・・毎月第3金曜日 9:30~13:00 会費2,600円
(8月と祭日はお休みです。)
場所:岐阜県可児市土田地区センター 2F 料理実習室
♥「マクロビオティック」とは、長く思いっきり生きる方法という意味です。
元気に楽しく、また穏やかに過ごせて、体重もコントロールできて、お肌もきれいになるおすすめの方法です。
玄米や雑穀、野菜、海藻を中心に、化学的な調味料・お肉・お魚・卵・乳製品・白砂糖を使わないで、ご家族も満足するおいしいお料理を作ります。
玄米ごはんがおいしく炊けるようになります。
【応用】ではマクロビスウィーツも学べます。